TOPニュースライフテック分野でサステナブルビジネスを実践する6名のゲストスピーカーが決定 〜ライフテックコース2023年度(後期)11月7日より開講

ライフテック分野でサステナブルビジネスを実践する6名のゲストスピーカーが決定 〜ライフテックコース2023年度(後期)11月7日より開講

2023.07.19

株式会社リバネスと東日本旅客鉄道株式会社は、2023年11月7日より高輪ゲートウェイ駅キャンパスにて、サステナブルビジネスの創出を目指した地球貢献型リーダー育成講座『JRE Station カレッジ』のライフテックコースを新たに開講します。
講座では全6回の講義を通じてサステナブルビジネスに必要な18の考え方を習得するとともに、全8回のゼミを通じて新規プロジェクトの立ち上げを実践します。

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このたび、第1回〜第6回のゼミに登壇する6名のゲストスピーカーが決定いたしました。

<第1回:2023年11月7日(火)>
講義テーマ 課題発掘から始まるサステナブルビジネスとは
ゼミテーマ お互いを知る
株式会社aba 代表取締役CEO 宇井 吉美 氏をお招きし、介護者となった経験から「介護者側の負担を減らしたい」という思いでケアテックカンパニーを立ち上げた経緯、自身の課題の見つけ方など、サステナブルビジネスの入口を学びます。
宇井 吉美 氏
株式会社aba 代表取締役CEO
2011年、千葉工業大学未来ロボティクス学科在学中に株式会社abaを設立。中学時代に祖母がうつ病を発症し、介護者となった経験を元に「介護者側の負担を減らしたい」という思いから、介護者を支えるためのロボット開発の道に進む。特別養護老人ホームにて、介護職による排泄介助の壮絶な現場を見たことをきっかけとして、においセンサーで排泄を検知する「排泄センサーHelppad(ヘルプパッド)」を製品化。おむつを開けなくても排泄したことを知らせてくれることで、介護者の負担軽減を目指している。

 

<第2回:2023年11月21日(火)>
講義テーマ パッションドリブンで思考し、自分のベクトルを可視化する
ゼミテーマ 個人の課題意識に気づく
「世界中のお母さんに、安心・安全な出産を!」というミッションを掲げ、遠隔医療サービスにかかるプラットフォームと医療機器の製造、開発を手掛けるメロディ・インターナショナル株式会社 CEO 尾形 優子 氏をお招きします。エンジニアだった尾形氏が出産現場における課題に出会い創業するまでの道のりをお話しいただきます。
尾形 優子 氏
メロディ・インターナショナル株式会社 CEO
京都大学大学院工学研究科原子核工学修了後、香川に移住。(株)アムロン、(株)イノベイトにてITシステム開発等を行う。診療所向け電子カルテ開発(経産省事業)、四国4県電子カルテネットワーク事業(経産省事業)への参加を機に、2002年株式会社ミトラ(本社:香川)を起業し代表取締役に就任。周産期医療の抱える課題を解決するために、IoT胎児心拍計を使った遠隔医療プラットフォーム構築のため、2015年メロディ・インターナショナル(株)を設立。代表取締役就任。

 

<第3回:2023年12月5日(火)>
講義テーマ 研究者的思考と個のネットワークでコトを起こす
ゼミテーマ 仲間を集める
「先生から教育を変えていく」と先生の課題解決を通して21世紀の教育をリードしていくことを目指し、先生専用のSNSの運営や、オリジナル授業パッケージの開発などを手掛けている株式会社ARROWS CEO 浅谷 治希 氏をお招きします。制度改革ではなく、先生の課題を解決することで教育現場を改革しようと思った経緯、また、その試行錯誤の中で仲間を集めるために重要視している点についてお話しいただきます。
浅谷 治希 氏
株式会社ARROWS CEO
新卒でベネッセに入社。女性向け大型ポータルサイトの集客業務に従事。2013年2月にARROWSを設立。2014年公開の小中高の先生向けプラットフォーム「 SENSEIノート」は日本最大規模へ成長。現在は、全国の先生に向けてGoogle・日産・Suntory・大塚製薬・集英社等の大企業と協働し、各社の強みを盛り込んだ生きた教材を無償で提供する「 SENSEIよのなか学」事業を拡大中。「先生から、教育を変えていく」をビジョンに掲げ、日本最大の先生向けプラットフォーム「 SENSEIノート」を開発・運営。Googleや行政などの仕事を手掛ける。

 

<第4回:2023年12月19日(火)> 
講義テーマ 自らの情熱で見つけるDeep Issue(ディープイシュー)
ゼミテーマ チームのミッションを掲げる
株式会社ジャパンヘルスケア 代表取締役医師 岡部 大地 氏をお招きし、医師として医療現場で働く中で予防医療こそ健康寿命延伸の鍵であると感じ、「100歳まで歩ける社会をつくる」という人生をかけてやり遂げたいテーマを見つけた、その道のりをお話しいただきます。
岡部 大地 氏
株式会社ジャパンヘルスケア 代表取締役医師
ジャパンヘルスケア代表取締役医師・医学博士/千葉大学予防医学センター客員研究員/下北沢病院非常勤医師。足に合わせて3Dプリンタでつくる硬性立体インソール「HOCOH(ホコウ)」・「ASISTA(アシスタ)」を開発提供。エビデンスに基づくインソールと足の健康診断を全国に届けることで、100歳まで歩ける社会を目指す。

 

<第5回:2024年1月9日(火)> 
講義テーマ 知識の集積で生まれるDeep Tech(ディープテック)
ゼミテーマ 事業化する前提で事業計画をつくる
腸内環境を適切にデザインすることで病気ゼロ社会を実現すべく、株式会社メタジェンを設立した代表取締役社長CEO 福田 真嗣 氏をお招きし、便に含まれる腸内環境情報から次世代の医療展開を目指すようになったプロセス、またその過程で重要となる考え方についてお話しいただきます。
福田 真嗣 氏
株式会社メタジェン 代表取締役社長CEO
2006年明治大学大学院農学研究科博士課程を修了後、理化学研究所基礎科学特別研究員などを経て、2019年より慶應義塾大学先端生命科学研究所特任教授。2015年、第1回バイオサイエンスグランプリにてビジネスプラン「便から生み出す健康社会」で最優秀賞を受賞し株式会社メタジェンを設立。代表取締役社長CEOに就任。個々人の体質と紐づく腸内細菌叢を「もう一つの臓器®」と捉え、腸内環境に基づく新たな健康維持や疾患予防・治療基盤技術の創出による病気ゼロ社会の実現を目指している。

 

<第6回:2024年1月23日(火)> 
講義テーマ 世界を変えるブリッジコミュニケーションとは
ゼミテーマ 試行錯誤する
「AIと最新テクノロジーで、健康社会を実現する」ことを目指している株式会社ヒューマノーム研究所 代表取締役社長 瀬々 潤 氏をお招きします。アカデミアの世界を飛び出して起業家となった瀬々氏に、異なる相手との間に橋をかけるブリッジコニュニケーションにおいて重要となる考え方について学びます。
瀬々 潤 氏
株式会社ヒューマノーム研究所 代表取締役社長
東京大学大学院新領域創成科学研究科 博士(科学)。東京大学助教、お茶の水女子大学准教授、東京工業大学准教授、国立研究開発法人 産業技術総合研究所(産総研)ゲノム情報研究センター研究チーム長、産総研人工知能研究センター研究チーム長を歴任。機械学習・数理統計の手法開発および生命科学の大規模データ解析を専門とする。米国計算機学会のデータマイニングコンテストKDD Cup 2001優勝、Oxford Journals-JSBi Prize 受賞。

◆JRE Stationカレッジ ライフテックコース(高輪ゲートウェイ駅キャンパス)
高輪ゲートウェイ駅キャンパスの課題テーマは「生まれてから死ぬまでをつなぐ」です。
日程:2023年11月〜2024年2月(講義全6回・ゼミ全8回)
場所:高輪ゲートウェイ駅キャンパス(TokyoYard Building 10階)
(JR高輪ゲートウェイ駅より 徒歩6分 /泉岳寺駅駅 A1出口より 徒歩1分)
受講のお申込方法はこちら:w.jreastmall.com/shop/g/gS265-c2023-e-01/

<本件に関するお問合せ先>
JRE Station カレッジ運営事務局 担当:上田、田中
E-mail:[email protected]

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