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JRE Stationカレッジ「ライフテックコース」第7回 プロジェクト認定をかけた最後のプレゼン

2024.02.21

株式会社リバネスと東日本旅客鉄道株式会社は、課題発掘型リーダー育成講座『JRE Station カレッジ』を運営しています。本カレッジでは、社会課題を解決するために一人ひとりが知識を蓄え、情熱を持ってその知識を活用することで、実際にサステナブルビジネスを生み出すことを目指します。
2023年後期より「生まれてから死ぬまでをつなぐ」をテーマとするライフテックコースが高輪ゲートウェイ駅キャンパスで開設。2月6日(火)に第7回が実施されました。

前回の様子

人の心を動かせるか?7分プレゼン

講義・ゲストスピーカーによる講演のインプットは前回で終了し、第7回はこれまでの講義での学びを活かし、チームで創出したビジネスプランの集大成を発表するフェーズです。ゼミのテーマは「人の心を動かす」。カレッジでのプロジェクト認定をかけた最後のプレゼンテーションを行います。

JRE Stationカレッジでは、「社会や地球の課題に根ざしている」「テックを活用している」などカレッジの趣旨に沿っているチームの取り組みを、「カレッジ発プロジェクト」として認定。認定されると、50万円の助成制度へのエントリーが可能になることに加え、カレッジ終了後もJR東日本とリバネスのスタッフが引き続きチームに伴走し、プロジェクトの事業化に向けたサポートをします。

「前回からの2週間、チーム一丸となって今日のために追い込んできましたか?」

プロデューサーの井上浄の問いに対し、受講生全員が挙手。会場内の緊張感と熱量が高まるなか、チームとして最後のプレゼンが始まりました。

「ワクワクの醸成によって人材の創造性向上を目指す」

 

「『笑顔率』の向上を促すことでWell-Beingな世界を創造する」

「食を通じて誰もが健康で美しく歳を重ねられる世界を創る」

3チームが順次、これまでの集大成として解決したい課題、その解決法をどのようにビジネスとして成立させながら推進していくのか、課題解決によってどのような世界を実現したいのかについてプレゼン。プレゼン後の質疑応答では、受講生からの質問、コメントもあり、活発なやり取りが行われました。

本気で「自分事」として引き続き取り組んでいけるか

プレゼン終了後、プロデューサーの井上は、プレゼンを担当した3名のチームリーダー以外の受講生1人ずつに、カレッジでの学びや気づきについて質問。それらに各人が自分の言葉で率直に回答しました。

その後、井上から3チーム全てをプロジェクト認定することが告げられました。

「足りていない部分はありますが、全チーム、全メンバーがプロジェクトの課題を自分事として捉え、本気で解決しようという意思が明確にあると感じました。ですから、全チームをプロジェクト認定します。カレッジ終了後も継続を目指すプロジェクトについては応援しますので、ぜひ事業化してください」

最後に助成制度へのエントリーに必要な「実証実験計画書」作成、期限などについての説明をして、第7回が終了。

無事にプロジェクト認定されたことで、受講生の顔には達成感、安堵感が。それだけでなく、終了後にすぐチームごとに集まり、この日のプレゼンの振り返りや「実証実験計画書」作成に向けたスケジュール調整を始める姿からは、プロジェクトに前向きな意欲が伝わってきました。

カレッジは次が最終回。チームでのプロジェクトは継続していきますが、最終回はあらためて「個」に立ち戻り、個としてどういった覚悟を決めるのかを宣言する場となります。4カ月間・全8回のカレッジを通して、受講生たちにどういった変化が生まれたのか。次回、全員がそれを発表します。

<本件に関するお問合せ先>
株式会社リバネス JRE Station カレッジ運営事務局
担当:伊達山、海浦、立花
E-mail:[email protected]

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