フードテックコース修了生による「茶残渣アップサイクルメソッド構築」プロジェクトが実証試験を開始
2024.07.02
2022年度下期フードテックコース受講生による「ブレンド茶残渣アップサイクルメソッド構築」プロジェクト。
食品廃棄物は食品工場より多く発生しており、特に飲料工場では、お茶やコーヒーの抽出残渣が大量に発生しています。本プロジェクトでは、抽出残渣から飼料をつくる高効率なアップサイクル方法の確立を進めるため、茶残渣の乾燥粉末化、飼料適性調査、有用成分探索へ向けた実証試験をスタートしました。
実験においては、茶の煮沸および残渣回収、乾燥を東京バイオテクノロジー専門学校に、粉末加工を株式会社アグリノーム研究所に協力をいただきました。本プロセスを応用することで世界中の食品工場から廃棄を無くし、安全な食の提供を目指します。
実験プロセス① 煮沸・乾燥
協力機関：東京バイオテクノロジー専門学校
実験プロセス② 粉末加工
協力機関：株式会社アグリノーム研究所
実験プロセス③ 給餌
国内の協力農家へ上記サンプルを送付し、7月から給餌試験を開始予定です。
実験プロセス④ 肉質成分分析、官能試験
生産した肉の成分分析や官能試験で、給餌の影響を調査します。
お問い合わせ先：
（JRE Stationカレッジ ブレンド茶残渣アップサイクルメソッド構築チーム
[email protected]）
アサヒ飲料株式会社 森口 敬介
ティールファシリティーズ株式会社 原田 正和
株式会社リバネス 伊地知 聡（コミュニケーター）
