TOPニュースJRE Stationカレッジ 「フードテックコース」第7回を実施しました。

JRE Stationカレッジ 「フードテックコース」第7回を実施しました。

2023.02.20

JRE Station カレッジ』は、異業種・異分野の企業人が駅に集い、4カ月間でサステナブルビジネスをつくり出すことを目指す場です。2022年後期より「新たな食の循環」をテーマとするフードテックコースを新大久保駅キャンパスで開設。2月13日(月)に第7回が実施されました。

【当日の概要】

ゼミ長と講師によるイントロダクション

全8回のカレッジも残り2回。講義・ゲストスピーカーによる講演といったインプットは前回で終了し、残り2回はゼミでのアウトプットに注力していきます。特に今回は、事業化の後押しをする目的で交付される最大50万円の助成金の申請・獲得をかけた、大一番のプレゼンテーションに挑む回です。

ゼミのテーマは「人の心を動かす」。
「これまでの学びを活かし、『人の心を動かす』プレゼンテーションをしてください」
冒頭、講師を務める株式会社リバネス 執行役員CROの塚田周平が受講生に語り掛けました。続いて、ジャッジをするゼミ長の株式会社雨風太陽 取締役 大塚泰造氏は判断基準についてこう説明しました。
「今日のプレゼンテーションを聞いて、このチームはちゃんとアウトプットしそうだなと信頼できれば、助成金申請を可とします。それが、人の心を動かすということです」

このコメントを受けて、プレゼンテーションを控えた受講生の緊張感が高まっている様子が見て取れました。

チームとして最後のプレゼンに挑む

さっそくプレゼンテーションが開始。4チームのリーダーがプロジェクトの事業化を目指し、事業計画について7分間でプレゼンテーションしました。課題解決のソリューションを新たに示すチーム、プレゼン内容の流れを前回とは変えたチームなど、議論を重ね試行錯誤した軌跡がうかがえました。また、プレゼンテーション後の質疑応答では、リーダー以外のメンバーが回答を補足するなど、今まで以上にチームでプレゼンテーションに挑んでいる印象がありました。

そして結果発表。ゼミ長から、4チームのうち3チームに助成金の申請を認めることが告げられました。「最初から課題がブレなかった」「プレゼンテーションが前回より向上した」などの評価があった一方で、「ターゲットを絞りすぎたのは残念」など改善すべきポイントのフィードバックもありました。

残念ながら助成金申請が認められなかった1チームに対しては、「課題と、その課題の解決法が結びついていない。説得力が弱い」という指摘がありました。ここで、講師の塚田より「あと1回、リベンジできる場を用意する」と提案が。挑戦の意思表示があれば、特別に再プレゼンテーションできることになりました。

「今日パスした3チームは、助成金を申請する『実証実験計画書』にどうプロジェクト内容を落とし込むか、ブラッシュアップを進めてください。残念ながらOKが出なかった1チームは、リベンジするか否かを決めてください。各チーム、まだまだ話し合ってください」
塚田はこう締めくくり、7回目が終了しました。

「今後」について改めて本気の打ち合わせ

チームごとに話し合うべき議題が提示されて終了したことを受け、これまで同様、チームごとに輪になって打ち合わせが始まりました。
「実証実験計画書にプロジェクトをどう落とし込むか」
「助成金を獲得した後、どのようにプロジェクトを進めるか」
「もう一度見直しをして、再プレゼンテーションに挑戦するか」
議題は違いますが、全員が「今後」について改めて本気で意見を出し合っており、キャンパスは熱を帯びていました。

カレッジは残りあと1回。最終回のテーマは「覚悟を決める」。チームでの活動を経たうえで、あらためて「個」に立ち戻り、個としてどういった覚悟を決めるかを自問自答する場となります。

 

<本件に関するお問合せ先>
株式会社リバネス JRE Station カレッジ運営事務局
担当:内田、伊地知、望月
E-mail:[email protected]

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