リーダーシップ研修
リーダーシップが芽生える研修
JRE Stationカレッジはすべてのコースが、新時代のリーダーに求められるリーダーシップを座学と実践の両軸で学べるカリキュラムで構成されています。
JRE Stationカレッジのリーダー育成
JRE Stationカレッジでは受講生を「使命感と情熱を持ち、コトを起こすリーダー」と定義しています。また、カレッジのゴールとして「リーダーシップの芽生え・発露」を設定しており、受講生にはリーダーとして旗を振り、新規プロジェクトを引っ張っていける人材になることを目指します。
具体的には、ゼミ活動として受講生同士がチームを組み、サステナブルビジネスの創出に取り組みます。ただビジネスのアイデアを考えるだけでなく、どうしたら事業化できるかまでを考えて、実際にビジネスを立ち上げるところまで挑戦します。そのとき重要になるのがリーダーシップです。新しいビジネスを生み出すには、チームメンバーだけでなく外部の人材やアセットも巻き込んでいくようなリーダーシップが不可欠です。
実践の中でリーダーシップを身につける
ただし、「優れたリーダーになる方法」といった直接的なノウハウを教えるわけではありません。どれだけリーダーシップについての知識を詰め込んだとしても、それだけでリーダーになれるわけではないからです。この点は、リーダーになるための知識や技術の伝授に特化した、いわゆる「リーダーシップ研修」とは異なるものです。
JRE Stationカレッジは実践の場です。セミ活動としてチームを組み、一次情報を取りに行き、内外の関係者を巻き込み、アイデアを統合してビジネスの形へと落とし込んでいきます。その過程で、新時代のリーダーに求められる資質が自然と身につくプログラムとなっています。
これと並行して、座学の講義でも「これからのリーダー像」が学べるようになっており、座学と実践の両軸でリーダーシップを学べる構成になっています。上図のように、第5回〜第7回のゼミ活動は「チームを学ぶ/リーダーを学ぶ」がサブテーマになっています。これはエコテック/フードテック/ライフテックの各コース共通です。
QuestionとPassionが次世代リーダーのカギ
JRE Stationカレッジでは、ゼロから新規ビジネスを立ち上げるにあたって必要なものとして、個人の「Question」と「Passion」を重視しています。Questionは自分が生涯をかけてでも解決したいと思えるような課題のこと。そしてPassionは自分の内側から湧き上がる情熱です。どんな革新的な事業も、始まりはたった一人の人間の「この問題を解決したい」「こういう世界を実現したい」というPassionからです。
そしてこのQuestionとPassionは密接に結びついて、プロジェクトを推進していく力となります。QuestionとPassionがあるからこそ人は「自分ごと」として取り組めるし、本気でやり抜こうと考えます。QuestionとPassionに向き合えることも、新時代のリーダーに必要な姿勢と言えるでしょう。
もう1つ、JRE Stationカレッジではリーダーシップの考え方に大きな特徴があります。それは、「個のネットワーク型」の組織を指向している点です。従来の組織はリーダーを頂点とするピラミッド型であり、当然ながらリーダーは一人しかいません。しかし、個のネットワーク型組織は一人ひとりがPassionを持つ個としてつながり、部署や社内・社外といった枠組みを超えて最適なチームを形成します。
実践的な形でリーダーシップを学ぶ研修
チーム内でリーダーとメンバーという役割分担はあるものの、全員がリーダーシップを持ち、主体的に考え、行動する発揮することが大切であると考えています(下掲の講義資料参照)。このようにJRE Stationカレッジでは、一般的なビジネス研修・リーダーシップ研修とは異なる実践的な形でリーダーシップを学ぶことができます。
誰もがリーダーであり、サポーターである
- 【リーダー】
- その物事に対して強烈なQPを持つ人。周りが決めること。 =巻き込み力
- 【サポーター】
- 強烈なQPに共感して仲間になることを自分で決めた人。 =巻き込まれ力
- 【リーダーシップ】
- 誰もが発揮する主体性を持った考え・行動。
研究者的思考が大切(チームの共有点思考)
JRE Stationカレッジでは、カテゴリー別に3コースに加え、遠隔地などでリアル参加が難しい人のためのオンデマンドコースの全4コースを用意しています。どのコースを選ぶかは自由です。所属している企業の事業領域や技術と近い分野を選ぶのも、仕事とはまったく関係のない、自分が以前から興味や課題感を持っている分野を選ぶのもありです。あるいは、つながりを持ちたいゲストスピーカーが登壇するコースを選ぶのもいいでしょう。
受講者インタビュー
修了後もプロジェクトに取り組み、イベント開催を実現
- 株式会社商船三井/株式会社カタフリ
- 住田 勇武さん
2022年6月から9月にかけて行われたJRE Stationカレッジ エコテックコースを受講、修了後もそこで生まれたプロジェクトを自主的に進めています。
4月には日本初となるメタバースイベントを成功させた住田さんに、カレッジで得られた学びとプロジェクトについて聞きました。
〜制約の中で逆に面白いことが生まれるという経験をしました。実感を伴って得たこの学びを忘れずに、これからも行動していこうと思っています。〜
インタビュー記事:新たな発想を生み出すルール・制約があるから面白い!
サステナブルビジネスを本気で学ぶために参加を決断
- 株式会社丸井グループ サステナビリティ部
- (現在はグループ会社の株式会社okosに所属)
- 山中未来さん
山中さんは最終的に、「都市の廃棄野菜を資源化する野菜粉末アップサイクルプロジェクト」を立ち上げました。
〜学びとしても経験としても本当に貴重な機会をいただいたのですが、自分にとって一番大きかったのは「自分の軸を見つけることができた」ということだと感じています。〜
インタビュー記事:異業種メンバーと全身全霊でプロジェクトを立ち上げた経験と成長
開講コース一覧
■エコテックコース
地球温暖化や異常気象、生物多様性の減少など、人間の活動に起因する地球環境の変化が加速度的に進んでいます。この状況を打開し、水質浄化や廃棄物循環、災害対策といったサステナブルな地球環境の実現を目指すコースです。
【2024年9月新規コース開講】受講受付開始
■フードテックコース
食料資源の枯渇やフードロスなど、私たちは「食」に関するたくさんの問題を抱えています。食べ物をつくり、食卓に届け、地球にかえすまで、地球と調和した「新しい食の循環」を模索するコースです。
【2024年9月新規コース開講】受講受付開始
■ライフテックコース
これからの時代は、性別、年齢、国籍、宗教、ソーシャルヒエラルキー、障害の有無、雇用形態など、多様性を受け入れながら誰もが豊かに生きられる方法を考える必要があります。人間の暮らしと地球のあり方についてアップデートを図るコースです。
【2024年9月新規コース開講】受講受付開始
■オンデマンドコース
オンライン受講に特化したコースです。サステナブルビジネスの本質を「18の考え方」に落とし込み、全6回で解説していきます。ビジネスの構想を実践に移すために個々人に必要な姿勢や行動習慣、持つべき視点についてお伝えします。
カレッジ共通カリキュラム
新事業を起こせるリーダーになりたい方、または自社の若手人材を新時代のリーダーとして育成したいと考えている管理職・経営者の方は、下記より資料をダウンロードのうえ(個人情報の入力は不要です)、ぜひご一読ください。