2024年度に生まれたプロジェクトの「次の一歩」!ーリバネス主催の「超異分野学会」でポスター発表をしました
2025.03.11
JRE Staionカレッジでは、社会課題を解決するために一人ひとりが知識を蓄え、情熱を持ってその知識を活用することで、実際にサステナブルビジネスを生み出すことを目指しています。
2024年度は2025年9月から12月まで4カ月にわたり、「エコテック」「フードテック」「ライフテック」の3コースで2024年度の講座を開催。受講生たちは業種や職種の垣根を越えてカレッジ内外の仲間を集めてチームを形成し、課題を解決するサステナブルビジネスの創発に本気で取り組みました。その結果、3つのコースから計7つのプロジェクトが発足しました。
受講が一区切りした後は、引き続きチーム単位でプロジェクトを推進しプロジェクトの事業化を目指すのか、あるいはチームでの活動推進ではなく自分自身の知識蓄積とするのか、それぞれの選択をしながら次の1歩を進めていくことになります。
カレッジを運営している東日本旅客鉄道とリバネスは、事業化に向けた取り組みを続けるチームのフォローを継続。その一つとして、リバネスが主催する「超異分野学会 東京大会2025」(2025年3月開催)でのポスター発表の機会を提案しました。ポスター発表とは、来場者に向けて研究の概要をまとめたポスターの前でプレゼンテーションすることで、新たな知見を得たり、プロジェクトに巻き込む新たな仲間を探すことができる場です。
4つのチームが参加を希望し、実際にポスター発表を行いました。
⚫︎エコテックコース「廃棄牡蠣殻で地球を冷やす「牡蠣殻エコ人工土壌」プロジェクト」
⚫︎エコテックコース「自分だけの場所をつくる『ホームテラリウム』プロジェクト」

⚫︎フードテックコース「都市循環を支えるキノコンポスト:虎ノ門から始まるSATOYAMAコミュニティ」

⚫︎ライフテックコース「働く女性の悩みに寄り添う社会を創る『伝えにくいを伝えやすく』プロジェクト」

「このプロジェクトに不足していると思う『テクノロジー』の部分の知見を得たい」
「アンケートを取り、仮説検証を進めたい」
「プロジェクトに巻き込む仲間を探したい」
当日、会場で準備をしながら、卒業生たちはポスター発表を行う目的や目標を語りました。
ポスター発表の時間を迎え、会場にはアカデミア、企業の研究者を中心に多くの来場者が集まりました。カレッジ卒業生の各チームのポスター前でも多くの来場者が足を止め、熱心にプレゼンテーションを聞く様子が見られました。プレゼンテーションの後には活発なディスカッションも行われており、カレッジ卒業生は皆、生き生きとした表情を見せていたのが印象的でした。
「大学の先生からのアドバイスをもらえて、参考になりました。『コラボレーションできたらいいですね』と話した方もいたり、プロジェクトの事業化に向けたヒントをたくさん得ることができました」
「想定とは違うアンケート結果が出たのですが、これは実際に試したからこそ分かったこと。今日の結果を活かして、プロジェクトの方向性の検証をしっかり進めたいです」
成果や感想を語る卒業生たちからは、カレッジ修了後の「次の一歩」に確かな手応えを得たことが感じられました。
カレッジを運営している東日本旅客鉄道とリバネスは、引き続き事業化に向けた取り組みを継続するチームに伴走しながら、サステナブルビジネスの創出に取り組んでいきます。