課題を解決する未来のゴミ「Frontier Garbage」を用いたアップサイクルプロジェクト
コア技術
作物の非可食部を活用したウニの養殖技術
概要
現在、食料生産過程で廃棄される残渣の活用方法として、畜産飼料、肥料、昆虫養殖餌等への応用事例が増加しているが、輸送コストや衛生管理の面で課題が残されている。既存の食品工場に、残渣活用型の新たな食品生産工場を隣接させることで、輸送コストを低減させ、高付加価値商品を生み出す資源循環モデル「Frontier Garbage」の構築を目指す。今回は、閉鎖式人工光型植物工場の生産過程で破棄される野菜の「根」と、野菜で生育可能な雑食性のウニ養殖を掛け合わせることで、将来、都市型の植物生産に移行した時に大量に廃棄される可能性のある不可食部をウニの餌として余すことなく活用しつつ、ウニ消費量が世界No.1である日本での安定供給を実現する。これにより、植物工場からでる残渣を極限まで減らし、都市における食糧生産の輸送コスト削減と新たなサプライチェーンを構築するだけでなく、ウニによる磯焼けの課題解決にも貢献していく。
メンバー
東日本旅客鉄道株式会社 原幸弘
株式会社アオキシンテック 青木勇大
株式会社プランテックス 山田耕資
東日本旅客鉄道株式会社 上田佑斗(コミュニケーター)
株式会社リバネス 海浦航平(コミュニケーター)
※所属はプロジェクト発足時のもの