JRE Station カレッジ「2022年度後期エコテックコース」が最終回を迎えました。
2023.03.23
「JRE Station カレッジ」は、異業種・異分野の企業人が駅に集い、4カ月間でサステナブルビジネスをつくり出すことを目指す場です。一人ひとりが知識を蓄え、情熱をもってその知識を活用した結果として、社会に山積する課題を解決するための持続可能なビジネス(=サステナブルビジネス)を生み出します。
全8回(11月〜2月)のカリキュラムで開講中のエコテックコース(2022年度後期)では、東京駅キャンパスにて2023年2月22日に最終回となる第8回が開催されました。
<第8回実施内容>
ゼミ活動「覚悟を決める」
ゼミ活動「覚悟を決める」
JRE Stationカレッジでは、最終プレゼンテーションで「心を動かす」ことができたチームに対して、事業化に向けた1歩を進めるための助成金が支払われます。
最終回では、前回の最終プレゼンテーションで残念ながら助成金の申請が認められなかったチームのリーダーが、再度発表する機会を得ました。前回からの2週間、改めて課題の深堀りと、チームとしての関わり方を見直し、事業計画を7分間で発表しました。
プレゼンテーション、それに続くゼミ長からのフィードバックが終了した後、改めて「JRE Station カレッジ修了式」が開会しました。
最終回のテーマは、「覚悟を決める」。一人ひとり、「JRE Stationカレッジを通して何に気づき、何を学び、これから何をしていくのか」を1分間で発表しました。第3回以降、チームとして活動してきた各個人が、改めて個としての振り返りを行い、JRE Stationカレッジ終了後にどのような活動を進めたいと思っているのかを、自らの言葉で覚悟として宣言しました。
「自分自身のQuestion、Passionに初めて向き合い、たくさんの共感と勇気を得られた」
「自分が思っていた以上に自分の枠にはまっていたことに気づくことができた」
「一次情報を取ることの重要性をとにかく実感した」
「何のために、自分がこの課題に取り組むのか、地球のためにどんなことができるかを深く考える経験となった」
各個人が多くの気づきや学びを自分自身の言葉で表現しました。
また、これから取り組んでいくこととして、「必ずプロジェクトを実現させる」「リーダーの素晴らしいパッションをビジネスにするために、支え続ける」「カレッジ終了後も知識を増やし続ける」「カレッジで学んだ社外の人とのコミュニケーションの方法を、仕事でも生かしたい」などの言葉が挙げられ、一人ひとりの覚悟が見られました。
ゼミ長からのメッセージ
ゼミ長:株式会社リバネス 代表取締役社長COO 髙橋 修一郎
4カ月にわたり受講生と共にサステナブルビジネスの創出に取り組んできたゼミ長から、最後のメッセージが贈られました。
ゲストスピーカーとして迎えた6名の具体的なエピソードを例に挙げながら、「この4カ月という時間は、等しく全ての皆さんにあったもの。アントレプレナーたちにもあったし、会場にいる皆さんにもあった。皆さんは、この4カ月間でプロジェクトを生み出すために走り続けてきた。『この4カ月間熱かったです』と言って、日常に戻らないでほしい。本当に事業を作るためのスピード感、温度感はこの4カ月がスタンダードだし、これ以上に速いものです。明日から、皆さんにも等しくある時間を大切にしてほしい」と熱く語り掛けました。
講義終了後、受講生1人ひとりに修了証が手渡されました。
最後に全員で記念撮影をし、JRE Stationカレッジ エコテックコース(2022年度後期)全てのカリキュラムが終了しました。
受講自体は一区切りとなりますが、ここで生まれたサステナブルビジネスの種が本格的に事業化し拡大していくよう、本カレッジを運営している東日本旅客鉄道とリバネスは引き続き各チームの取り組みをフォローしていきます。
<本件に関するお問合せ先>
株式会社リバネス JRE Station カレッジ運営事務局
担当:立花、海浦、望月
E-mail:[email protected]