TOPニュースJRE Station カレッジ「2022年度後期エコテックコース」第7回を実施しました。

JRE Station カレッジ「2022年度後期エコテックコース」第7回を実施しました。

2023.02.22

JRE Station カレッジは、異業種・異分野の企業人が駅に集い、4カ月間でサステナブルビジネスをつくり出すことを目指す場です。一人ひとりが知識を蓄え、情熱をもってその知識を活用した結果として、社会に山積する課題を解決するための持続可能なビジネス(=サステナブルビジネス)を生み出します。

全8回(11月〜2月)のカリキュラムで開講中のエコテックコース(2022年度期)では、東京駅キャンパスにて2023年28日に第7が開催されましたこれまで講義やゲストスピーカーの講演によって蓄積してきた知識を最大限に生かし、チームごとに事業化アイディアをぶつける真剣勝負の場となりました。

<第7回実施内容>
・ゼミ活動「人の心を動かす


ゼミ活動「人の心を動かす

JRE Stationカレッジでは、最終プレゼンテーションで「心を動かす」ことができたチームのみカレッジ発のプロジェクトとして、実証フェーズへ入ります。

第7回では、プロジェクトの事業化を実現するために、3チームのリーダーが、事業計画を7分間でプレゼンテーションしました。緊張感がありながらも熱意溢れるプレゼンテーションが行われ、結果1チームが見事、事業化へのフェーズに進みました。このチームのプレゼンテーションは、リーダーの実体験をもとにした課題設定が最後までぶれず、会場全体が話に聞き入り、心から引き込まれている様子が見受けられました。

自らが助けたい人たちの課題に寄り添いながら、企業の課題と結び付けた視点も高く評価され、ゼミ長から「やりましょう」の一言が。聞いている人の「心を動か」した結果、事業化に向けた一歩が決定した瞬間でした。さらに、引き続き考えるべきこと、実証実験費用の使い方などが指摘され、チームとして気持ちの高まりもありつつ、冷静に今後の進め方を確認していました。

事業化に向けた検討のGOサインを獲得できなかった2チームに対しては「やりたいことをやらせてくださいにしか見えない、将来目指す姿のメッセージが読み取れない」、「いわゆるただのマーケティング話にならないように」という辛辣なコメントがされました。一方で、「話を聞いていると実現したいことは『生物多様性』なのではないか。実現に向けて取り組むべきことを、もう一度諦めずに考えてほしい」「体験を売るなら、そのことを好きになるプロセスを徹底的に分解して」と、具体的なアドバイスとともに受講生を励ます場面も見られました。

また、海外経験のある受講生からは、海外から見た日本の魅力、グローバル展開の可能性を含めたアドバイスがなされました。今回、事業化のフェーズまでは進めなかったものの、2チームのプレゼンテーションに対して、会場全体の議論も盛り上がりました。

最終回である次回のテーマは「覚悟を決める」です。
4か月間進めてきたチームでの活動が一区切りをむかえ、改めて個人のQuestion、Passionを振り返る。JRE Stationカレッジ受講後にどのような行動をとるか、受講生一人ひとりの決意表明の場になります。

<本件に関するお問合せ先>
株式会社リバネス JRE Station カレッジ運営事務局
担当:立花、海浦、望月
E-mail:[email protected]

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