TOPニュースJRE Station カレッジ「2022年度後期エコテックコース」第5回を実施しました。

JRE Station カレッジ「2022年度後期エコテックコース」第5回を実施しました。

2023.01.17

JRE Station カレッジ」は、異業種・異分野の企業人が駅に集い、4カ月間でサステナブルビジネスをつくり出すことを目指す場です。一人ひとりが知識を蓄え、情熱をもってその知識を活用した結果として、社会に山積する課題を解決するための持続可能なビジネス(=サステナブルビジネス)を生み出します。
2023年1月11日に東京駅キャンパスにて、第5回のエコテックコースを実施しました。講義までの期間もチームごとに活発な議論が行われ、当日は各チームが深めてきた課題とビジネスモデルの発表を行いました。

<第5回実施内容>
・講義「サステナブルビジネスへの道 18の考え方」
・ゼミ活動①「事業化する前提で事業計画をつくる」
・ゼミ活動②「ゲストスピーカー講演」
 株式会社プランテックス 代表取締役 山田 耕資氏


講義「サステナブルビジネスへの道 18の考え方」

講師:株式会社リバネス 人材開発事業部 教育総合研究センター 海浦 航平
テーマ:知識の集積で生まれるDeep Tech(ディープテック)
「共生型のテクノロジー」「異分野を組み合わせる」「知財戦略と知識戦略の視点をもつ」の3項目について説明。
ゼロイチでの技術開発にこだわりすぎず、その文脈では使われていなかった技術や知識の活用、異なる分野の専門家との対話など、異分野の知識や技術を組み合わせ、ディープテックを創ることの価値を伝えました。

ゼミ活動①「事業化する前提で事業計画をつくる」

組成された3つのチームのリーダーが、チームの目指す世界、解決したい課題、具体的な1歩目として実施したこと、ビジネスプラン等について5分間で発表しました。
各チームのプレゼン後、ゼミ長やゲストスピーカーから、「このビジネスによって提供できる価値は何なのかをもう一度考え、その上でビジネスモデルを考えることが重要」「チームメンバーの想いが全部のせになっており、結局何をやりたいのかがわからない。トリミングをしましょう」などのフィードバックがされました。

ゼミ活動②「ゲストスピーカー講演」

株式会社プランテックス 代表取締役 山田 耕資氏

水不足・食糧不足・気候変動をはじめとした社会課題に対し、植物工場を完全閉鎖型とし栽培環境を最適化することで、効率的な食料生産を行うという、新たなソリューションを提供するプランテックス。
前職で培った金型製造の専門性・知識に加え、千葉大学の先生のもとでの学びによって、自身の知識がどのように成長していったのかといった講演を通じて、知識の集積を中心に伝えました。
「毎週4時間×125回のミーティングを通して知識を集積し、最適な栽培環境の数式を完成させていった」というエピソードの際には、会場から驚きの声が上がりました。各チームがプロジェクトの種を固め始めている中で、その本気度を体感できた瞬間だったのではないでしょうか。

<本件に関するお問合せ先>
株式会社リバネス JRE Station カレッジ運営事務局
担当:立花、海浦、望月
E-mail:[email protected]

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