JRE Station カレッジの第4回講座を実施しました。
2021.11.24
株式会社リバネスと東日本旅客鉄道株式会社は、2021年10月より東京駅キャンパスにて課題発掘型リーダー育成講座『JRE Station カレッジ』をスタートさせています。
11月24日に開催された第4回講座では、産業用ドローンメーカーである株式会社ACSL 代表取締役社長 兼 最高執行責任者(COO)の鷲谷聡之氏をゲストスピーカーに招き、「自らの情熱でみつけるDeep Issue(ディープイシュー)」をテーマに座学講義およびゼミを行いました。
当日は、ゼミ長を務める株式会社リバネス代表取締役グループCEOの丸幸弘による前回の振り返りに続いて、講師を務める株式会社リバネス執行役員CBOの松原尚子より、「課題の現場に出向く」「課題の本質をブレイクダウンする」「4D思考で俯瞰する」という3つのトピックをベースとする講義を行いました。
通常コース受講生のみが参加する後半のゼミ活動では、ゲストスピーカーの鷲谷氏より『付加価値の低い仕事や危険・苦痛を伴う仕事から人を解放する』というテーマで講演が行われ、「課題の現場に飛び込み、その課題を自分ごとにすることで解決策を導き出す」という鷲谷氏の真摯かつ熱のある姿勢に、多くの受講生が刺激と気づきを得る様子が見受けられました。
その後は、前回同様に受講生が結成した各チームによる3分間のプレゼンテーションを実施し、ACSLの鷲谷氏およびゼミ長の丸幸弘からさまざまな視点でのフィードバックが行われました。
第4回 受講生の声(レポートより抜粋)
・鷲谷さんの講演で語られた「現場に行かなければ本当の課題は感じられない」「動き回って顧客と会い苦役を見つける」「自分ごと感が大事」などは心から納得できた。これらは新規事業案件だけでなく、全ての業務に必要な本質的な姿勢であると思う。また、決して新しい考え方ではないと思うので、今も昔も変わらない業務に必要な本質的取り組み姿勢があるんだな、と改めて感じた。
・自分が所属している企業・業界は、一見して成熟企業、成熟業界であると認識しがちであり、次の成長に向けた糸口がつかみにくい所がありました。しかし、そこに時間軸、未来視点(技術や社会の変化)と原点回帰(存在理由)を加えた時に、これから進むべき方向性が見えてきました。まさに4D思考は、応用の利く思考法であると認識することができました。
・今日の講義で、「テックベンチャーとの対話」が私の中で新たな気づきとなった。なぜなら、これまで、自分の業務において、テクノロジーは無関係であると思っていたし、ベンチャー企業と対話することも必要ないと思っていたからだ。しかし、今日それが固定概念であり、「自分ごと」での仕事の進め方ができていないことに気づかされた。
・2D思考は労働者的思考、3Dは多角的に物事を捉える思考、4Dは時間軸を加える思考。 たしかに物事を多角的に捉えることは新規事業を始めるときにも重要になる視点の一つだが、意識して時間軸で考えることは今までしてこなかった気がした。また奥行きのある視点が増えてとてもよかった。 「思想は世界とつながる」は今回の講義で1番印象に残ったトピックのひとつ。距離云々ではなく、思想を遠くにいかにとばせるのか、言い訳せず愚直にやることが大事だと再認識した。
<本件に関するお問合せ先>
株式会社リバネス JRE Station カレッジ運営事務局
担当:上田、長尾
E-mail:[email protected]