TOPニュースJR東日本がリバネスと提携し課題発掘型人材を育成する「JR東日本カレッジ(仮称)」を立ち上げ

JR東日本がリバネスと提携し課題発掘型人材を育成する「JR東日本カレッジ(仮称)」を立ち上げ

2021.03.03

東日本旅客鉄道株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:深澤祐二、以下「JR東日本」)と株式会社リバネス(本社:東京都新宿区、(本社:東京都新宿区、代表取締役グループCEO:丸幸弘)は、駅周辺を中心とする地域の社会課題を自ら発掘し、課題解決を目指した持続可能なビジネスを創造するリーダー人材を育成するための場「JR東日本カレッジ(仮称)」を共同で開発します。2021年9月のプレ開校では、20名程度の受講生を募集し、「環境」をテーマに東京エリアで取り組みます。

JR東日本は、グループ経営ビジョン「変革2027」における「くらしづくり」の実現に向けて、「Beyond Stations構想※1」を推進します。ヒトの生活における「豊かさ」を起点として駅のあり方を変革し、「交通の拠点」という役割を超えて、駅を「“つながる”暮らしのプラットフォーム」へと転換を行います。社外パートナーと共創しながら、リアルな交流拠点の強みを活かして、駅を「新たなビジネスを創発する拠点」へと変えていきます。駅の持つ可能性をさらに拡げ、新たな収益確保と価値創造を実現します。

※1 JR東日本「Beyond Stations構想」の推進について
https://www.jreast.co.jp/press/2020/20210303_ho04.pdf

リバネスは、2002年の創業以来、社会の本質的な課題を発掘し、科学・技術と異分野を橋渡しすることで、課題解決に資する新たな価値を生み出す人材「サイエンスブリッジコミュニケーター®︎(SBC)」の育成に注力しています。これからの時代に求められる概念理解や考え方、スキル等を身につける数々のカリキュラムを独自に開発し続け、組織内外で新たなコトを仕掛ける人材を輩出してきました。2021年5月には、産業界・アカデミアとも連携を図りながら、世界を変える意思を持つあらゆる人に開かれた学びの場「リバネスユニバーシティー」を開校しています※2。リバネスユニバーシティーでは、リバネスが培った人材育成のノウハウと、独自開発したカリキュラム群を集結させ、所属や立場、年齢に囚われず、常に知識をアップデートできる新しいユニバーシティーのしくみを構築します。

※2 リバネスユニバーシティー
 https://univ.lne.st/

このたび、JR東日本とリバネスは、課題発掘型のリーダー人材育成と「駅のビジネス創発拠点化」を目指して、駅周辺地域を起点とした「JR東日本カレッジ(仮称)」の立ち上げに至りました。本学のカリキュラムは、リバネスユニバーシティーと連携し、知識をインプットするためのオンライン講座、フィールドワークを通じて課題発掘力の醸成と研究開発・ビジネス実証を推進する実践的な講座を開発します。2021年9月のプレ開校では、実証フィールドを東京駅周辺エリアとし、「環境」をテーマに水質浄化、廃棄物循環などに取り組みます。

今後、JR東日本とリバネスは、多様な社会課題を発掘し、解決に資するビジネスを創出するリーダー人材を輩出し続けるべく、課題のテーマと実証エリアを順次拡大していく予定です。本学への参加やカリキュラム開発に関心のある方はぜひご連絡ください。

株式会社リバネスについて:
所在地:東京都新宿区下宮比町1-4 飯田橋御幸ビル5階
代表者:代表取締役グループCEO 丸 幸弘
創立年:2002年
事業内容:知識製造業

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