TOPニュースJRE Station カレッジ「2022年度後期エコテックコース」第6回を実施しました。

JRE Station カレッジ「2022年度後期エコテックコース」第6回を実施しました。

2023.02.06

JRE Station カレッジ」は、異業種・異分野の企業人が駅に集い、4カ月間でサステナブルビジネスをつくり出すことを目指す場です。一人ひとりが知識を蓄え、情熱をもってその知識を活用した結果として、社会に山積する課題を解決するための持続可能なビジネス(=サステナブルビジネス)を生み出します。
2023年1月25日に東京駅キャンパスにて、第6回のエコテックコースを実施しました。「サステナブルビジネスへの道18の考え方」を学ぶ講義パートがすべて終了し、各講義で学んできたことのつながりや、今までのゼミ活動を通して取り組んできたことの重要性を改めて理解でき、受講生が何度もうなずく場面がありました。

残すはゼミ活動のみとなります。最終プレゼンテーションに向けて、各チームが試行錯誤を重ねて取り組んでいきます。

<第6回実施内容>
・講義「サステナブルビジネスへの道 18の考え方」
・ゼミ活動①「試行錯誤する」
・ゼミ活動②「ゲストスピーカー講演」
 株式会社イノカ 代表取締役CEO 高倉 葉太氏


講義「サステナブルビジネスへの道 18の考え方」

講師:株式会社リバネス 人材開発事業部 教育総合研究センター 海浦 航平
テーマ:世界を変えるブリッジコミュニケーションとは
「物事を前に進めるためのコミュニケーション」、「つなげる、創る交渉力」、「ディープイシューとディープテックをブリッジする」の3項目について説明。
ブリッジコミュニケーションの出発点として、自らのQP(Question/Passion)を理解したうえで、相手を知り、共感を通して仲間を集めるという「共感的コミュニケーション」を学びました。最後には、「これからの皆さんの姿勢が重要。自分の習慣を変える、コンフォートゾーンを抜けることを意識してほしい」と締めくくりました。

ゼミ活動①「試行錯誤する」

3チームのリーダーが、前回の講座で受けたフィードバックをもとに、ビジネスモデル、実証実験計画、アクションプランを7分間で発表しました。
チームのプレゼンを受けて、ゼミ長・ゲストスピーカーから、「現場に行き、課題に直接触れることで、一次情報をいかに集積された知識とするか」、「他メンバーのパッションが見えるプレゼンができるとチームとして強くなる」、「その困りごとを抱えているのは、どこのだれか具体的に想像できているか」など、課題を掘り下げ、次の行動へと促すアドバイスがありました。

ゼミ活動②「ゲストスピーカー講演」

株式会社イノカ 代表取締役CEO 高倉 葉太氏
気候変動の影響を受け死滅し続ける一方で、海の生物多様性を守るサンゴ。繊細なサンゴをどこでも育てるための環境作りをすべく、ITの技術を活用し環境移送技術を開発したイノカ。サンゴだけにとどまらないディープイシューと知識や技術を組み合わせて形成したディープテックをつなぎサステナブルなビジネスをどのように作っていったのか、CAOの増田氏と試行錯誤した経験についてお話しいただきました。
また、「常に現場に行き、誰が困っているかを泥臭く知り、実践し続ければ、解決できることも増えていく」、「自分の原点を忘れずに、ディープイシューを見つけていく」という語りかけを通じて、受講生は今のプロジェクトの向き合い方への示唆を得ることができました。

<本件に関するお問合せ先>
株式会社リバネス JRE Station カレッジ運営事務局
担当:立花、海浦、望月
E-mail:[email protected]

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